矢口新

ご推薦者・お客様の声

投資の学校を始めて

投資の学校を主催するFI社の高橋社長に初めて出合ったのは、「みん株」さんの会議室だった。投資教育を始めたいので、協力して貰いたいとのお話だった。

投資は結果が良くても悪くても、しばしば投資家の人生を変えてしまう。勝てば勘違いが始まったり、周りの身近な人たちとのバランスが崩れてしまう。一方、負ければ資産を失うだけでなく、信用も失い、人に迷惑をかけることにもなる。

そういった投資に踏み込んで貰うには、お勧めする側にもそれなりの覚悟が必要だ。また、投資の勉強を始められて、継続する意欲が旺盛な人たちがいるのに、こちらの都合で、投資教育を途中で投げ出すこともできない。

一回や二回限りのセミナーならばともかく、投資の学校とするからには、投資というものをどのように考えているのか、高橋社長と十分に意見を交換する必要があった。そして、お互いが納得づくで協力関係を築くことになったのは、ご承知の通りだ。

しばしば人の人生を変えてしまうような投資を、なぜお勧めするのかといえば、私は投資を学ぶことのメリットが、デメリットを上回っていると判断しているからだ。また、メリットになるような投資を、皆様にお伝えしたいと考えているからだ。投資の素晴らしさをお伝えすることが、プロの投資家として生きてきた私の使命だと考えている。

では、投資を学ぶことのメリットを列挙してみよう。

1、収益源になる可能性を高める

私は専業トレーダーになりたいと言う人には、通常、考え直すように助言している。副収入の手段とすることで、最も安定した投資が行えるからだ。投資収益だけで生活するには、当初の資金が大きくないと非効率だ。
参照:自分でも体験できる格差の拡大

とはいえ、他に選択肢のない方々には、貴重な収入源ともなる。例えば、自宅から離れられない、あるいは自宅にいる方が望ましい方々にとっては、居ながらにして、また比較的時間をかけずに生活費を稼ぐことも可能な、数少ない手段だ。私はこういった人たちのお力になりたいと思っている。

2、自己実現の機会を得る

人が働く時、自己裁量で行える部分が大きいほど満足感も大きいとの調査結果がある。究極的には経営者の満足が一番大きいのだ。とはいえ、働く人すべてが経営者のように自己裁量を振るえば、会社組織は成り立たない。

投資は資金を自己の裁量で振り分け、収益を追求するという意味で、利益の部分だけを取り上げた会社経営に似ている。実際、自分のやりたいことを行っている会社に投資することは、株主としてその経営に加わっていることに等しい。投資を通じて、自己実現の機会を得ることができるのだ。

3、リスクヘッジになる

例えばA社に勤め、余裕資金の全部で自社株を買っていたなら、その人はA社と運命を一蓮托生にしていることになる。その人がB社の株を買っていたなら、A社が潰れても、B社の株は残る。この時、A社とは正反対の動きをするB社ならば、A社が潰れた時に、B社株が大きく値上がりしている可能性がでてくる。つまり、リスクヘッジとなるのだ。

インフレ時には、株式投資がリスクヘッジになるのはよく知られている。

4、合理的な考え方になる

世の中は嘘に近い情報で溢れている。歴史で真実と思われているようなことはもとより、今現在、世界各地で起きていることですら、情報操作によって歪められていて、どこまで真実かが分からない。

一方で、損益がからむ市場価格はどこまでも合理的に説明が可能だ。どう考えても合理的とは思えないマイナス利回りのようなものでさえ、事情を意欲とを噛み合わせて消化してみると、合理的な説明ができるのだ。

そういった合理的な考え方で違う立場からなされている情報を吟味する時、どちらの情報がより歪んでいるかが見えてくるようになる。投資は合理的な考え方の訓練ともなるのだ。

ファンタジーを好むのは構わないが、それで物事や人を判断してはいけない。

5、相手の立場が理解できるようになる

相場では常に売り手と買い手とが向かい合っている。つまり、正反対の事情や意欲を抱えた人たちが、ほんのわずかの売値、買値のスプレッドを挟んで向かいあっている。そして、外部状況の変化により、双方の事情や意欲が変化し、市場価格が変動する。

投資は、自分と向かい合った正反対の立場を理解する訓練の場でもある。

6、知識が増える

外部状況の変化、双方の事情や意欲の変化を知ろうとする過程で、実に多くの知識が自然に身に付き、市場価格変動の予測に活かせるものとなる。

7、リスクとリターンに敏感になる

生きることそのものがリスクとリターンだ。投資はリスクとリターンが生の状態で見え、結果がすぐに判明するので、恐い、避けたいと思う人が多い。しかし、結果がすぐに判明するからこそ、対処することができる。死ぬ直前に間違いに気付く投資などないのだ。そして、人生で取り返しのつかないものなどないと、身を持って知ることができるのだ。

しばしば人の人生を変えてしまうような投資を扱うのに、慎重であるに越したことはない。とはいえ、ざっと挙げただけでも投資を学ぶことのメリットがこれだけある。投資の勉強にもまたリスクとリターンとがあるのだ。

FI社の高橋社長とは、こういったことを話し合ったうえで、投資の学校に協力させて頂くことにした。

投資歴30年。
プロもこっそり学びに来る投資のプロ中のプロ
矢口新氏

プロフィール

投資歴30年。
プロもこっそり学びに来る投資のプロ中のプロ

野村証券、ソロモン・ブラザーズ、スイスユニオン銀行(UBS)などで
活躍した投資の玄人たちに愛される投資のプロ中のプロ。
3商品(為替・債権・株式)3市場(東京、ニューヨーク、ロンドン)における豊富な経験をもとに個人投資家向けに実践をベースにした投資理論を
惜しげもなく公開!