社員通信

多様性の時代だからこそ

今年も後半戦に入った7月、最初の投稿です。

さて今回のテーマはかなりザックリとしたものですが、
そもそも「多様性って何?」と聞かれて皆様は明確に説明できますか??

※国連広報センター(https://www.unic.or.jp/)よりキャプチャー
SDGsと多様性は直接関係ありませんが、SDGs達成には様々な多様性が必要と謳われています

私はあまり明確に答えることができませんが、多様性とは元々明確にはできない思想的なことではないか?
と思っています。

感覚だけで申し上げれば、何となく歓迎すべき時代の流れとでも言いましょうか…
ただその内容に対しては、ある程度の理解が伴わないと「無法地帯」への入口になりかねない、と個人的には危惧しています。

 
そこで、ネットで少し調べてみたのですが、多様性(ダイバーシティ)は大きく分けて

1.表面的なこと
2.奥深い心理的なこと
3.社会的なこと

の3種類に分類されるらしく、

マスコミでよく取り上げられているジェンダーに関することなどは「表面的なこと」に入り、年齢や人種といった外見から判断できることらしいです。

心理的なこととは、考え方や価値観、経験やスキルなど外見ではわからない内面性のことで、

社会的なこととは、コミュニティや組織での平等性とでも言いましょうか、○○ハラスメントと表現されることが無い「風通しが良い」カルチャーが理想

だと理解しました。

 
具体的な多様性をひとつひとつ掲げるのは止めておきますが、昔から「同じ人間はいない」などと言われてきた通り、個人的にはどれも人間として当たり前なことを改めて文字にして整理している程度にしか見えませんでした。

もちろん、整理し直すことは大切なことですし、自分を顧みる良い機会になりますが問題は

どう受け入れるか?
或いは、
そもそも全て受け入れる必要があるのか?

ということです。

 
もし全てを受け入れようとすれば、もはや神を目指すことになり、
もし世界中の全人類が全てを受け入れることができれば全人類が神になり
多様性も消滅する…

となりませんかね。

もし鬼のようなハラスメント大統領がいたとして、
それは個人的な価値観だから受け入れなければならないとすれば、
この大統領を肯定する…

事になりかねませんね。

 
何が言いたいかというと、先ずは人の話を聞き自分のことを話しましょうということで、
頭ごなしに否定するのは止めよう程度の認識が自分には合っていますし、あくまで選択肢は自分にあることこそが多様性なのだと思うのですね。

もちろん、(自分を)殺す、騙す、盗む、といった人として最低限やってはいけない選択肢はありますが、

あまり細かく言い始めると社会が複雑化して疲れ、一部分を切り取って権利を主張するような話で溢れかえるといった、とても生きにくい世の中にドンドンなって行きそうな気がしてなりません。

 
さて、
相場についても今は、世界のニュースで溢れ、数えきれないテクニカルが存在し、これからトレードに挑戦しようとする方々は大変だと常々感じています。

ニュースもテクニカルも昔はかなり限られていて単純だった気がするのですが、触れなくても大差ない情報が多い今は、その精査だけで疲れてしまいそうな気がするのです。

ただ、買うのか、売るのか、止めるのか、これこそがトレードにおける本質的な選択肢であると思えば、することはかなり限られてくると信じており、これからもなるべく単純な観点で相場をみる努力をして、少しでも皆様にお伝えできるよう精進して参りますので、機会があれば是非、皆様のこともお話願いたいと思います。

2024年後半も頑張りましょう!

 
 
浅野 敏郎

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