こんにちは。
ファイナンシャルインテリジェンス
商品提供部の白崎です。
先日、
国民年金の納付期間を40年から45年に延長するかどうか
政府が検討に入ったというニュースを目にしました。
現在は、20歳~59歳までの40年間
納付することと定められていますが、これが、
20歳~64歳までの45年間に延長されるというのです。
このニュースを目にした時、
思わず「えっ?」という言葉が出てきてしまいました。
もし、実際に納付期間が5年間延長された場合、
現在の保険料を元に試算すると、5年間で約100万円の負担増となるそうです。
現在の見直し案で影響を受けるのは、
国民年金に加入している自営業の人と
60歳までに退職した元会社員の人になります。
ですが、この他にも
厚生年金の一部を国民年金の部分に
今よりも多くまわすということも考えられているそうです。
今までの制度が当たり前に見直される時代。
もちろん、少子高齢化など
現実に起こっている問題を加味した上での変更だ
ということになるのでしょう。
実際に今回の延長論においては、
「将来、1人1人がもらえる年金額があまりにも下がりすぎないようにするため」
ということが狙いのようです。
もちろん、何も手を打たないよりは
多くもらえるのかもしれませんが、じゃ実際にそれがどのくらいの額なの?
ということは現時点では不明とのこと。
以前話題になった「老後2,000万円問題」もそうですが、
やはり、年齢関係なく自分の生活は自分で面倒をみれるように
投資を学ぶというのは大切ですね。