こんにちは!
投資の学校事務局の永島です。
清々しい5月の陽気から、急に暑くなってきましたね。
そろそろ梅雨入りした地域もあるかもしれません。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
先日、我が家でちょっとした事件がありました。
小学3年生の次男がこっそり「ポケモンカード」を20パック、金額にして4000円弱も買っていたことが発覚しました!
貯めていた自分のおこづかいから買ったのはいいのですが、私たち親に内緒で、です!
これには、私も夫もびっくり!
「なんで黙ってたの?」と聞くと、
彼はポツリと「怒られると思って……でも、レアカードが出るまで開けたくて」と。
これをきっかけに、「お金の使い方」について改めて考えさせられました。
最近では、「こどもにも投資教育を」とよく耳にします。
確かに、これからの時代に“お金の知識”は欠かせません。
でも今回の次男を見て、
「お金の知識」よりも先に、「お金の使い方」を知ることの方がずっと身近で大切だと痛感しました。
そして、その入口になるのが「おこづかい」だと思っています。
おこづかいは、言ってしまえば“ミニ投資”。
限られた金額のなかで「使う」「貯める」「迷う」「後悔する」といった練習ができます。
今回のポケカ事件もまさにそう!
彼なりに「欲しいレアカードが出る」というリターンを期待して、リスクを選んだわけです。
でも、一度に4000円使ってしまうのは、小学校3年生にはあまりに大きな金額。
みなさんだったら、どう思うでしょうか。
このとき、私はショックではありましたが、彼に怒りませんでした。
代わりに、「買ってみてどうだった?満足できた?」と聞きました。
「うーん、うれしかったけど…ほしいレアカードはなかった」とちょっと苦笑い。
この“失敗と振り返り”こそが、将来につながる学びになれば、と今は思えています。
調べてみると、おこづかい教育は、投資の基礎力も育ててくれるそうです。
たとえば、
・目的を持ってお金を使う力(計画性)
・比較して選ぶ力(情報判断)
・未来を考える力(長期視点)
こうしたスキルは、投資する際にも必要なマインドセット。
子どもであっても日常の中で「選ぶ・我慢する・満足する」といった経験の中で育むことができるそうです。
今回使ってしまったおこづかいの金額よりも、
大切なのは、親子でお金のことを話せるかどうか。
さらには、“将来へのお金の使い方”を学んでいくことだと信じています。
「何に使った?」「使ってよかった?」「次はどうする?」といった会話を通して、
子どもと一緒に“お金ってなんだろう?”と少しずつ学んでいきたいと思っています!
みなさんは、投資で得たお金を、どんな未来に、どんなことに使いたいですか?
ぜひ、聞かせてください!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。