こんにちは、落合です。
みなさんは
保険証がデジタル化されることをご存知ですか?
政府が2024年12月2日に、
現行の健康保険証を新たな「マイナ保険証」に置き換えることを決定しました。
この動きは、
医療のデジタル化に向けた非常に重要な一歩となります。
まず、「マイナ保険証」って何?
というところからですが、
これは、現行の保険証とマイナンバーカードを統合したものです。
これにより、
保険証と身分証明書が1枚で済むという点では
便利な制度といえますね。
とはいえ、大幅な変更となり、
いつから施行されるのかが気になります。
以前は「24年秋」とのみ発表されていたようですが、
具体的な日付は示されていませんでした。
しかし、今年の6月に新たな法律が制定され、
遅くとも24年12月8日までに
新しいシステムに移行することが決定されました。
しかし、一方でこれだけの制度変更をすることで、
問題視している方もいるそうです。
実際、マイナンバーカードには5月から、
保険証や給付金の口座情報が誤って他者に関連付けられるという問題が発生しています。
新たな法律により、マイナンバーの使用範囲が保険証だけではなく、
税金や社会保障、災害対策などさらに拡大される予定です。
さらに、
・引っ越し時の自動車登録変更
・国家資格の手続き
・年金口座とマイナンバーを関連付ける制度も導入
このようなかたちで活用される予定です。
これらが誤った情報で他者と関連付けられるとなると、、、
想像しただけでとんでもない大きな事態になりそうですよね。
とはいえこの「マイナ保険証」への移行は
日本のデジタル化を推進する上で非常に重要な段階です。
何事も新たなシステムには課題は必ずつきものですが、
これらのリスクを最低限におさえたうえで、今後どのように展開されるか注目していきたいです。