こんにちは。
ファイナンシャルインテリジェンス
商品提供部の白崎です。
近年ニュース等で話題に上がる
「●●ガチャ」という言葉はご存じですか?
2021年の流行語大賞のTOP10に
「親ガチャ」という言葉が選出されていたので
耳にされたことがある方も多いかと思います。
この「●●ガチャ」という言葉は、
運によって変わる事柄については基本的に何でも使えるらしく
・親ガチャ
・隣人ガチャ
・配属ガチャ
等、自分の力だけではどうにも出来ないような
運要素が強く出る事象について、
硬貨を入れて回転レバーをまわして
何が出るかわからないガチャガチャ(カプセルトイ)にかけて
「●●ガチャ」という表現が使われています。
実際のガチャガチャ(カプセルトイ)と同じように
当たり、ハズレには特に定義はなく、人それぞれの判断になります。
例えば、「親ガチャ」であれば
・良い親→当たり
・良くない親→ハズレ
というような言い方をし、
自分にとって良ければ当たり、悪ければハズレになります。
私がこの「●●ガチャ」というのを初めて知ったのは
上に挙げた「親ガチャ」というキーワードが
ニュースで取り上げられているのを目にした時です。
そのニュースを目にした時は
確かに親は自分で選ぶことができないし、
その家庭環境によっては将来の方向性が大きく変わる(狭まる)可能性も
あるだろうなと思いました。
実際に、私が見たニュースで取材を受けられていた方は
「親ガチャが外れたせいでお金がなく進路が選べなかった。」
と語っていらっしゃいました。
私が最初に耳にしたのが
上記のような取り上げられ方をしていたからか
「●●ガチャ」というワードはどちらかと言えば
私はマイナスなイメージが強いように感じます。
ただ、一方
「●●ガチャ」と言われるものの中には
本当に運任せが悪いのかなと思うものもあります。
近年10月頃になると耳にする
「配属ガチャ」もその一つです。
「配属ガチャ」は、新入社員が
どの部署に配属されるかわからない
不安な心境を表した言葉で
企業で内定式が行われる10月頃に
話題にあがるキーワードです。
確かに、配属は一般的に
企業側が決めるものなので
「●●ガチャ」に該当するとは思いますが、
仕事内容を理解している会社側が
要望よりも必要な箇所に人員を配置することを重視して
決定することは当たり前だと思いますし、
社会人として右も左もわからない状態で
自分で企業の意向に沿うような仕事を選ぶということは
なかなかできることではないと思います。
と、今では思えますが
新卒で入社した会社で「なぜ私はこの業務をしているのだろう?」
と疑問に思ったことももちろんあります(笑)
ただ、それが理由で辞めようと思ったことはなかったですし、
今思えば、あの時の経験があったからこそ今できていること
がたくさんあるなと思います。
だからこそ、「配属ガチャ」に関しては
決してマイナスな側面だけではないと私は思います。
もちろん、これは私の経験を踏まえた上での結果論なので
今、配属ガチャが原因で苦しい思いをしている方がいても
理由も聞かずに「学ぶことはあるので頑張って!」とは言えませんが、
・なんとなく違う
・私は向いてないのではないか
・私がやりたいのは○○なのに
と不安や不満を抱くだけではなく、
そこで自分の力にできることを見つけて
自分の価値を高める場として活用してやる!
という気持ちを持てればいいのかな。
と1つの考え方として私は思います^^