社員通信

企業で取り組むSDGsについて

こんにちは!
マーケティング部の落合です。

この間スーパーで買い物をしていたら、
鶏肉がトレーではなく、そのまま直で袋詰めにされて売っていました。

これはプラスチックの削減にもつながりますし、
私にとってもゴミがかさばりづらく、
環境に配慮されていていい取り組みだなと思いました。

環境に配慮というと、
近年「SDGs」という言葉を聞く機会が増えましたね。

SDGsというのは、
「Sustainable Development Goals」の略称であり、
持続可能な開発目標のことです。

人類がこの地球で暮らし続けていくために、
2030年までに達成すべき目標を17個立てました。

1.貧困をなくそう──日本でも身近な「貧困」
2.飢餓をゼロに──飢餓からフードロスまで
3.すべての人に健康と福祉を──病気や事故から命を守る
4.質の高い教育をみんなに──教育は課題解決の糸口
5.ジェンダー平等を実現しよう──制度や慣習をチェンジ
6.安全な水とトイレを世界中に──下流の汚染も上流の生態系も
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに──持続可能なエネルギーの選択を
8.働きがいも経済成長も──豊かに生きるベースづくり
9.産業と技術革新の基盤をつくろう──強くてしなやかなインフラを
10.人や国の不平等をなくそう──多様性のある社会への一歩
11.住み続けられるまちづくりを──まちと人の未来を創造する
12.つくる責任 つかう責任──つくる人・つかう人の行動をシフト
13.気候変動に具体的な対策を──広い視点で身近なアクション
14.海の豊かさを守ろう──海に関わる人も、海とは縁遠い人も
15.陸の豊かさも守ろう──生態系保護からペーパーレス化まで
16.平和と公正をすべての人に──差別や暴力のない平和な社会へ
17.パートナーシップで目標を達成しよう──ビジョンを共有して手をつなごう

そしてこれはただ国がメインとなって取り組んでいくものではなく、
企業の役割を重視し企業主体”の目標達成が期待されています。

弊社の事業で貢献できそうなのは
SDGsの17個の目標の中では

1.貧困をなくそう──日本でも身近な「貧困」

これがすぐに投資教育で解決の糸口を切り開けるでしょうか。

また社内の中であれば、
下記も取り組み始められるようにも思います。

3.すべての人に健康と福祉を──病気や事故から命を守る
13.気候変動に具体的な対策を──広い視点で身近なアクション
15.陸の豊かさも守ろう──生態系保護からペーパーレス化まで

ただ、実際にSDGsを取り組み始めた企業によると、

・不要紙のリサイクル活動参画による配送コストが発生
・名刺作成は、以前の費用より負担が増加
・健康経営は、取り組みの手間と経費発生

これらにより経費負担が大きくなってしまった事例もあるそうです。
では、なぜそこまでしてでもSDGsに取り組むのでしょうか。

◎SDGsは生産性向上の目的。
そための目標として売上高・利益の獲得粗利強化への実践となる。

◎健康経営に取り組むことで、社員の会社への帰属意識が高まり
組織の活性化につながる。

◎新たなビジネスチャンスの発見
市場を経済的合理性だけではなく、社会的合理性の視点を踏まえて、
見つめ直すことで新たなビジネスチャンスが見えてくる。

このように、SDGsを実施することで、
売り上げ・利益アップにもつながる考え方もできるのです。

環境に配慮するのは私たちが地球に住まう中で当然のこと、
でも企業はボランティア活動ではないのだから、
実行するのであればしっかり売り上げに繋がるアクションを見据えたうえで
行う必要があると思いました。

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