みなさん
おはようございます。
ファイナンシャルインテリジェンス大石と申します。
気づいたら4月。
新年度。新学期。新入学。入社。進級。新しい年度の始まりの方が多いのではないでしょうか。
昔は4月の入学式の時期に桜が満開になるというイメージを持っていましたが、
ここ10年くらいでしょうか。
桜の開花時期が3月の中旬から後半になったのは。
都心は既に散り始め、葉桜になってきています。
そんな桜の開花について本日はブログにしたいと思います。
私には常々疑問に思っていることがあります。
「なぜ桜の開花宣言が東京が最も早いのか?」
「暖かい南の方から桜前線は北上してくるのではないか?」
ということです。
そもそも「開花」とはどのような状況なのでしょうか。
各地の気象台が観測する「標準木」というものがあり、気象庁の職員の方が目視で確認し、標準木が5~6輪咲いていると開花となるそうです。
東京は靖国神社、大阪は大阪城公園なんだそうです
。ちなみに、この標準木が選ばれた基準は各地の気象台からの「近さ」だそうです。
靖国神社の標本木は桜の時期になると毎日テレビに出ますね。
なぜ東京の桜は全国でトップクラスに開花が早いのでしょうか。
記事を拝見すると、
桜の開花の発表に使われる標本木の樹齢などの影響だそうです。
気象庁の開花宣言は花が5、6輪咲いたら「開花」、8割以上のつぼみが開いたら「満開」となるようです。
桜の種類はソメイヨシノで統一されており、樹齢40~50年になると、若い頃に比べて開花が早くなる傾向があるようです。
東京の標本木である靖国神社のソメイヨシノの樹齢は定かではありませんが、1966年には既に成木だったようで50年以上の樹齢ですね。
また、標本木の根が弱らないよう、土壌を軟らかくし、通気性や水はけを良くする手入れもしているようで、これが東京の開花日の早さにつながっているとのことでした。
また、
温暖化の影響もあるとのことです。
冬の寒さが弱まってきているため、桜の開花が早まっているようです。
(上記はあくまで私が調べた結果であり、その他諸説ございますので、ご了承ください)
地球温暖化の影響はこのようなところまで発生しているということですね。
ちなみに、東京の開花日は以下のように早まっているようです。
東京のソメイヨシノの開花日は、
1980年代では3月30日
1990年代は3月26日
2000年代は3月24日。20年で1週間早まっています。
2020年の開花は3月14日
2021年は3月14日
2022年は3月20日。
そして今年2023年は3月14日です。
入学式の定番が卒業式の定番に変わって来そうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
大石